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技術者のつぶやき【2012年バックナンバー】|設計・生産技術者・保全技術者のためのオゾン発生装置、オゾン分解装置に関する技術情報サイト

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技術者のつぶやき

  • 環境省よりフロン関連記事…オゾン層の破壊は?

     2012.12.28
  • ちょっとマジメな話を長々と書きます。

    平成23年度のフロン回収・破壊法に基づく業務用冷凍空調機器からのフロン類回収量等の集計結果についてお知らせの記事がありました。

    以下、環境省報道用資料抜粋。(2012.12.21付)

    ●「特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律」(以下「フロン回収・破壊法」という。)に基づく第一種特定製品(業務用エアコン及び業務用冷蔵・冷凍機器。以下「業務用冷凍空調機器」という。)からのフロン類の平成23年度回収量等の集計結果をまとめました。

    ●平成23年度において、回収されたフロン類の量は約3958トン(対前年度比約63トン増)、フロン類を回収した業務用冷凍空調機器の台数は約123万台(対前年度比約7万台増)でした。

    ●環境省では、今後ともフロン回収・破壊法施行の徹底を図り、経済産業省や都道府県等と連携してフロン類の回収の促進等に努めます。また、今後のフロン類等のさらなる排出規制に向けて検討を進めます。

    ⇒⇒⇒集計結果としてのお知らせとしていますが、多くは排出規制をすると明言する公文でもあるかと思います。(そう捉えているのは私だけかな?)私が気になるのはフロンの量が増えている事実です。(おそらく対中国向けの業務用冷凍空調機器等の機器がかなりの部分を占めていると思います。)オゾン層の破壊が進んでしまっている事実は言うまでもありません。

    さらに情報を見てみましょう。

    1.平成23年度に回収されたフロン類の量は約3,958トン(対前年度比約63トン増。以下、括弧内は対前年度比。)、回収された業務用冷凍空調機器の台数は約123万台(約7万台増)であり、それらの内訳は以下のとおりです。

    ・機器の廃棄時等:約2,579トン(約183トン増)、約99万台(約8万台増)

    ・機器の整備時 :約1,379トン(約120トン減)、約24万台(約2万台減)

    2.このうち、廃棄時等回収についてみると、回収量及び回収台数は前年度と比べてそれぞれ約183トン増加(約7.6%増)及び約8万台増加(約9.3%増)しています。

    3.このように、業務用冷凍空調機器に係るフロン類の回収は着実に実施されていますが、廃棄時等のフロン類回収率でみると約3割と推定され、依然として低い水準で推移しているため、引き続き回収徹底の取組を進めることが必要です。

    4.このため、環境省では、経済産業省、国土交通省や都道府県等と連携しつつ、フロン回収・破壊法の周知徹底と施行強化をさらに取り組んでまいります。また、中央環境審議会地球環境部会フロン類等対策小委員会及び産業構造審議会化学・バイオ部会地球温暖化防止対策小委員会の合同会議において、今後のフロン類等の排出抑制に関して総合的な検討が進められているところであり、その内容等を踏まえて、更なるフロン類の回収の促進に向けて所要の検討を進めてまいります。

    ⇒⇒⇒結果を見ると分かりますが、現在冷却用のフロンの排出ルートは使用時の漏れ、廃棄段階での放出が圧倒的多くなっています。やはり「これまで冷凍空調機器メーカーやユーザーにフロン放出抑制を指導してきたが、期待ほどの効果は上がっていないのが実態である。」とどこかの学者が述べている通りで、まだまだ人間的な意識のレベルでも達していないと思いました。

    長々と偉そうなことをベラベラと書いてしまいましたが、代替フロンに代わる物質は増えましたが、フロンが減っている訳ではないのでオゾン層の破壊は進んでしまいますね。

    もっと技術革新が進めば、それこそ世界レベルのプロジェクトで「オゾン発生器のような装置でオゾンホールを塞ぐ」なんてことが実現できるのではないでしょうか。

  • 2012 衆議院選挙!!

     2012.12.25
  • 先日の衆議院選挙は行かれたと思いますが、予想どおり民主党の惨敗でしたね。

    私も勿論、票を投じてきました。(国民の義務として…)

    選挙速報を見ていると、画面下に出てくる“ツイッターのつぶやき”が面白かったのを思い出しました。

    政党の批判や今後の期待などは願うところ、みんな同じと思います。

    雇用の拡大――>景気が回復――>半導体業界の売上UP――>オゾン発生器・オゾン分解器の受注増――>嬉しい悲鳴

    となってくれればありがたいと思います。

    期待せずにはいられません。

    しかしうちのようなオゾン関連メーカーが潤うまでまだまだ時間がかかりそうですね。

    自民党に依存(オゾン)してしまいます。

  • セミコン・ジャパン 2012

     2012.12.13
  • 12/5~7の期間、幕張メッセで開催されたセミコン・ジャパンに行ってきました。

    足を運ばれた方もいると思いますが、景気低迷が続く半導体業界とあり、出展者数にもそれが反映している様な気がしました。(そう思うのは私だけでしょうか??)

    しかし私たちオゾン機器を扱う会社としては、シェアの中心が半導体業界です。期待せずにはいられません。

    色々なブースを回りましたがやはり客数は通常とはいかないものの、大変な賑わいでありました。

    それはそうとSEMIの市場予測では、2012年は前年比 -12.2%、2013年は前年比 -2.1%、2014年は前年比 +12.5%となっています。

    これらの予想からから今年は日本全体的にかなり落ち込んだ(景気)の状況が分かります。

    私どものオゾン関連機器も影響を受けていますが落ち込んで(気持ち)はいられませんね。

    積極的に社交場(セミコン・ジャパン)を利用してオゾン発生器・オゾン分解器のアピールをしてきました。

  • 秋田・川反(カワバタ)の夜

     2012.11.29
  • 11月26日よりオゾン発生器・オゾン発生装置(付帯設備等)のメンテナンスで秋田県に1週間程出張に来ています。

    さすがに、11月の下旬ともなれば寒く、オゾン発生器を触る手も凍りつきます。

    昼間はオゾン発生装置のメンテナンス作業を何とか凍る手でしっかりとこなし、お楽しみ・待ってました!の夜の散策です。ご飯とお酒を求め、秋田駅周辺の繁華街へふらふら向かいます。西に少し離れた場所に川反(かわばた)というところがあり、連日この川反へうまいものを探しに行きます。

    昼間のオゾン発生器のメンテナンスなどこの時ばかりは忘れて、頭に思い浮かぶのは「きりたんぽ鍋」や「だまこ鍋」。それに「比内地鶏」「ハタハタ」「ぶりこ(ハタハタの卵)」「じゅんさい」「いぶりがっこ」などなど。そして清酒は「高清水」「新政」「太平山」「しみずの舞」「月下の舞」など。

    不思議と昼間のオゾン発生器を触った冷たさに比べると、二合瓶の冷たさなど全く気にならないですね。むしろ嬉しいというかなんというか。人間とは不思議な生き物ですね。

  • インフルエンザの季節にオゾンを

     2012.11.21
  • 11月も中旬が過ぎてメッキリ寒くなってきました。電車の中でもマスクを付けた人を多く見かけるようになってきました。ついにインフルエンザの季節が到来ですね。

    インフルエンザ―――――――>オゾンで殺菌 と考えるのですが、エアコンのようなオゾナイザー(オゾン発生器)は量販店では販売していないですよね。

    それは、部屋の中全体を0.1ppm以下の濃度で管理することが難しいことと、オゾンセンサーやオゾンモニターが高額なことが起因していると思われます。

    少なくとも温度センサーのように安価なものがオゾンセンサーにもあればもっと普及していくはず。

    結局何が言いたいかと言うとインフルエンザに対してオゾンは効果抜群だけども安いオゾン機器が現在はないということですね。

    つぶやきで憂いていても始まらないので、家庭用オゾナイザー(オゾン発生器)?オゾン空気清浄器?をより安全に安価で出来ないかと日々研究していきます。

  • グリーン・イノベーション EXPO2012(オゾン情報収集)パート2

     2012.11.15
  • 前回ご案内したグリーン・イノベーションEXPO2012に行ってきました。

    グリーン・イノベーションEXPOはエコに関連した装置などが多数展示されており、その中の水イノベーションブースではオゾン水によるオゾン浄化システムや、マイクロバブル・ナノバブルを利用した水処理装置等がひと際目を引き、大勢の人がデモンストレーションを見たり出展社スタッフに説明を受けたりしていました。

    オゾンによる水処理は、マイクロバブルやナノバブルが非常に効果を発揮し、また、消費電力も抑える事が出来るため、エコなシステムと言えます。

    オゾンガスやオゾン水は、環境浄化に大きく貢献していることを実感し、そしてオゾン発生器やオゾン分解器を作っていることに誇りを感じた一日でした。

  • グリーン・イノベーション EXPO2012(オゾン情報収集)

     2012.11.09
  • 11/14(水)~11/16(金)で“グリーン・イノベーションEXPO2012”が東京ビッグサイトで開催されます。

    産業のグリーン化を目指して開催される専門展示会ですので、何かしらオゾンの情報があるかと思ったので行こうかと考えています。中でもグリーン化(緑化)ということですから、必ず『水』が関係していると思われます。液相でもオゾンの有効活用は多様にあるため、弊社のオゾン発生装置やオゾン分解器を開発するなかで、進化させる材料があるかもしれません。

    最近では、広大な農地の水路にオゾン発生器の活用や、排水の滅菌・脱色化など、クリーン化という部分ではオゾンの利用が着目されています。(海外では土壌汚染ではかなり認知度は高いですが…。)

    もしご興味がある方はやお時間に余裕がある方は足を運んでみては如何でしょうか。

  • 最近のオゾン利用事情

     2012.11.06
  • 今まで私たちが知る限りでは従来のオゾンの利用方法として「オゾンガス」や「オゾン水」として知られてきました。しかし、オゾンに関する技術も日進月歩。最近ではオゾンが癌に効くとか、活性液に包まれたオゾン泡などで除菌をするというものがあるそうです。

    前者の癌におけるオゾン療法とは、癌の予防と補助療法とのことで、実際にオゾンが癌に効果があるのはこの程度らしいです。ただ、変形性膝関節症に血液中にオゾンを添加させて行う治療法もあるみたいで、実際効果を発揮しているようです。また、リウマチ、五十肩、ギックリ腰、膝関節炎、筋肉痛などの鎮痛効果もあり、慢性疲労症候群にも有用とのこと。ヒールオゾンといった歯科治療もあるくらいで、医療業界でも少しずつ認知度は上がってきていますね。

     

    後者におけるオゾンを泡で閉じ込める器具を販売している会社様ですが、丁度この前つぶやいたオゾン協会の講習の際に、講師としていらっしゃっていた方がその販売会社様でした。「空気と水の間という両方の特性を兼ね備えた」という型破りな発想で環境に良い製品を開発しているのはとても頭が下がります。

    このオゾン泡(仮)は泡の中にオゾンを閉じ込めることでオゾンの持続性を高め、オゾンを持ち運びできることが可能と言われていました。さらに、高濃度のオゾンガスでも泡につつまれているため、人がいる環境でも使える画期的な商品ということでした。

    世の中にはまだまだ知らないオゾン関連の製品はあり、もっとオゾンに関連する情報を知りたいと思いました。

    出来れば是非うちが販売しているオゾン発生器やオゾン分解器を使って商品開発を行ってもらいたいな~、環境に良い製品が生まれると思うよ~。と心の中でつぶやいています。(書いてしまっていますが笑)

  • オゾンによる放射性セシウムの除染実験 パート2

     2012.10.31
  • 先日、「放射性セシウム」に汚染された土壌をオゾン(ガス)で処理する除染実験を行なったことをつぶやきましたが、やはりオゾンの化学的効果というか反応としてはよい結果は得られませんでした。

    今回はその第2弾として、オゾン水(オゾン発生器・オゾン発生装置より液相内にオゾンガスを注入し、水とオゾンを混ぜたもの)、を使って汚染された土壌をオゾン処理するという実験を福島で行なってきました。

    ただ、オゾン処理と言ってもオゾンで放射性セシウムによって汚染された土壌の完璧な除染ということではなく、汚染土壌にオゾン水(濃度5mg/L)を混ぜ、撹拌した場合に、水にどれだけセシウムが移行するかを検証するというものです。

    現段階では某薬品が有力な候補ですが、オゾン水を活用できるかが視点ですので負けず嫌いな性格なので研究は続けています。

    結果については、またの機会にご報告いたします。

  • オゾン最新ニュース

     2012.10.26
  • 24日、毎日新聞社よりオゾンホールに関するニュースが報道されました。

    私たちのようにオゾン発生器やオゾン分解器を扱う業者や気象関連の専門家にとっては一大ニュースではなかろうかと考えながら、ネットで見ていました。

    内容は「今年の南極上空のオゾンホールが、南極大陸の約1.5倍まで拡大したものの、89年以降でオゾンホールの大きさは最小となった」とのこと。原因もきちんとわかっており、オゾン破壊物質であるフロンの影響が大きいという訳ではなく、環境の変化によるものと推測されていた。

    しかし、安心しきってはいられず、「今年より大きなオゾンホールは今後も発生するだろう。」と言われており、昔のオゾン層に戻るまでには長い時間が必要とのこと。

    オゾンを知らない方はたくさんいますが、私たちの住む大事な地球の問題なので、是非関係者でない方でも深く考えてほしいと願うばかりです。

  • オゾン技術に関する講習会・見学会

     2012.10.24
  • 10/22・23で日本オゾン協会企画の「オゾン技術に関する講習会・見学会」に参加しました。

    初日:プログラムは講習会と日本工業規格「JIS B 9946」説明会、それに安全講習を行い、安全講習では簡単なテストもありました。

    2日目:午前中に講習会が盛り込まれており、「動物実験施設におけるオゾン処理」や「1,4ジオキサン処理技術と規制方向」などより専門的な講習がありました。
    そして午後は都内にある某動物園に行き、そこでホッキョクグマやアザラシの水質管理という点でオゾン処理をしているバックヤードを見学しました。

    オゾン業界では名を連ねた企業様もたくさんいらっしゃっていて、皆集中して講義を受けていました。私は、特に下排水分野でのオゾン処理と浄水場の高度オゾン処理について興味があり、排オゾン処理等の技術も色々とあるのだと知りました。

    一連のオゾン処理技術において、オゾンの処理の有効性・重要性も認知され、特に米国では地下水の安全性の関心から、汚染物質除去の観点でオゾン技術が用いられています。

    今回の講義では、オゾン処理技術や排オゾン処理をする関心が高まり、より安全にオゾンに関する技術が段々と世間に浸透していることが分かりました。
    私たちも、継続してオゾン発生器やオゾン分解器の普及に努め、環境に優しい技術を世に広めていきたいと考えさせていただきました。

  • 大阪ミナミの夜を散策

     2012.10.19
  • 先日、大阪のオゾン関連のお客様のところへ伺い、話をさせてもらいました。
    井戸水処理におけるオゾンの利用や、半導体関連のオゾン発生器、分解器の導入予定等を調査しましたが、あまり良い話はありませんでした。引き続きオゾン発生器や分解器のニーズがあるのかどうかの調査を進めていきます。

    その夜は大阪のミナミで食事をしたのですが、東京より賑わっているように感じました。
    フラフラ町を散策していると、道頓堀が見えてきたのですが昔と比べるとかなり川がキレイになっています。ここにもきっとオゾナイザーが導入されていて残存オゾンはオゾン分解器で…なんて考えながら散歩していました。

    その夜の大阪の街のように仕事のほうも忙しいくらい賑わってほしいものです。

  • 国際計量計測展~オゾン発生器に必要な物を求めて~ 

     2012.10.13
  • 10月10~12日の3日間で、国際計量計測展が東京ビックサイトで開催されました。
    オゾン発生装置であるオゾン発生器等では、ガスの流量を計測するうえで流量計やマスフローコントローラーは必要不可欠になるものです。
    そのような機器なども展示されているため、いろいろ物色したいと思っていたのですが、10日は現場作業、11~12日は出張のため行くことが出来ませんでした。

    以前もオゾン分解器に必要な機器など、興味深い機器が東京ビックサイトで開催されていましたがやはり何らかの仕事が入っており、スケジュール的にも難しく、参加できませんでした。

    オゾン発生器でのオゾンガス酸化(参加)は得意なんだけどな~。とおやじギャク。

    次回はスケジュールを早めに把握してから予定をあけて参加していきたいと思います。

  • 環境放射能汚染・廃棄物処理国際展

     2012.09.28
  • こんにちは。
    環境事業部(オゾン事業)の仕事で環境放射能汚染・廃棄物処理国際展に行ってきました。
    9/24から9/26まで北の丸公園の科学技術館において開催されています。(このつぶやきがUPされるころは、終了していますが・・)
    環境放射能汚染・廃棄物処理国際展において、「放射能除染とオゾン」というキーワードで何か良い方法や案件がないかとブラブラ探索していました。

    そういえば少し前に某放射線測定関連メーカーと付き合いがある関係で、以前にオゾン発生を用いて放射性セシウムの除染実験を福島で行いましたが、今は『放射性セシウムを吸着出来る薬品があることを知り、その薬品をオゾン分解器でオゾン分解処理する』ということくらいしか収穫がありませんでした。

    この環境放射能汚染・廃棄物処理国際展で何らかのオゾンと関連があることを祈りながら、ヒントになるものを探しています。
    引き続きヒントを得る(物・者)研究中です。

  • こんなところがオゾン漏れ!?

     2012.09.21
  • 先日、お客様に納めたオゾン分解装置・オゾン分解器のメンテナンスに行ってきました。
    9月中旬というのに残暑が厳しく、オゾン分解器の筐体を触りながら作業すること数十分。500mlのペットボトルを2本も飲んでしまいました。
    メンテナンス自体は順調に進み、オゾン装置単体での動作は問題もなく継手部のガス漏れもありませんでした。
    しかし全体運転に入りオゾン分解装置が順番に動きだすと、オゾン分解器の背面よりオゾン臭が・・・・。
    お客様で施行した配管部(電動ボールバルブ部)よりオゾンがリークしているようでした。

    オゾン漏れ箇所を特定すべく、KI溶液をしみ込ませたペーパータオルで調べたところ、電動ボールバルブ周辺がオゾン漏れ箇所のようでした。
    電動ボールバルブのネジ継手を増し締めして再度、KI溶液をしみ込ませたペーパータオルで調べたところ、オゾン漏れが止まりません。

    おかしいな…。

    格闘すること数十分、悪戦苦闘した結果電動ボールバルブのボディのステム部より、オゾンガス漏れがあることを確認しました。
    長いことこの業界にいますが、電動ボールバルブ本体からのオゾンガス漏れは初めてのことで大変勉強になりました。
     
    予備として保管してあった同じ口径の電動ボールバルブのボディ部のみを交換して、オゾン漏れが止まり、無事にオゾン分解装置一式のメンテナンスが終了しました。

    しかしまだまだ残暑は厳しいです。私は夏のオゾン装置のメンテナンスの際にペットボトル4本は持っていきますね。皆さんもメンテナンスする際はしっかり水分補給を!!

  • オゾンと医療

     2012.09.17
  • 現在オゾンが利用される分野について
    医療・食品・農業・畜産・水産業・福祉・一般産業などが当てはまります。
    今回はその一部の医療について紹介したいと思います。

    近年のヨーロッパでは…と前にオゾンの利用について既に「つぶやいた」ことがありますが、60年以上も前からオゾンの利用は始まり、外表疾患(皮膚洗浄)治療薬などに使われてきました。他には、オゾン水などによる口腔外科や婦人科などの分野にも適用され、中でも寄生虫などに効く“オゾン治療薬”として知られています。
    しかし、日本における医療分野では、まだまだオゾンの認知度は低く、医薬品として認められてはいません。

    それではどんなものが使われているのか一部分を説明したいと思います。
    主にオゾン化油と呼ばれるオリーブ油などに含まれるオレイン酸がある油に対してオゾンガス注入して作られたものがオゾン化油です。英語で言うところのオゾンオイルなどです。
    オゾン発生装置からオゾンガスを注入して化学変化によって作られた物質で、オゾン化油はオレイン酸がオゾニドとなったものをさします。

    しかしまだまだ医療薬品として認められていない理由の一つはオゾンが危険性も孕んでいるところでしょう。オゾンは俗に言う光化学スモッグの光化学オキシダントの主要成分であり、強力な酸化力によって植物に大ダメージ(枯らすなど)を与えてしまいます。
    自然にはやさしいとは言っても濃度によるところは多いので間違った使い方をしないために私たちが作り続けているオゾン分解装置・オゾン分解器が役に立ちます。

    オゾン発生とオゾン分解を両面から研究し、オゾンの正しい活用をこれからも発信し続けていきます。

  • オゾン発生器メンテナンス暑インデス

     2012.09.06
  • 先日、お客様の依頼により、オゾン設備の点検のため、オゾン発生器の状態をチェックしに行ってきました。

    作業としては、オゾン発生器の動作確認や、オゾンガス配管のチェック等です。ただ、この炎天下の作業は大変つらく、オゾン発生器を四方八方から眺めていたら、頭がボヤっとしてきて暑さで熱中症にならないか心配でした。普段は、エアコンの効いた部屋でオゾン発生器もオゾン分解器も冷たくて、指先まで快適ですが、夏期において炎天下の作業は大変辛いと実感しました。

    やはり私にはオゾン装置を室内でいじっている方が向いているかもしれません。というか向いています。

    いつも外の現場で付帯設備の工事をしている方や道路工事等の交通整理していいる方など、毎日仕事をされている方々には心底敬服します。

  • オゾン発生器・オゾン発生装置で水の処理

     2012.09.04
  • 少し真面目につぶやきます。
    現在からは少し昔の話です。歴史的視点からオゾンの文献を詳しく読み解いた訳ではありませんが、オゾンの利用分野が認知され始め、水処理に活用され始めたのはおおよそ昭和50年代と考えています。

    昭和50年代にどの部分で認識され始めていたかというと、オゾン発生器で「し尿処理」オゾン処理するものです。挙ってオゾン発生器・オゾン発生装置をエンドユーザーやプラントメーカーなどでオゾン水処理に導入されるようになりましたが、有害なオゾンは心配でした。
    ちなみに今現在は環境に配慮しているプラントや食品メーカーなどでは、オゾンの残存処理にオゾン分解器・オゾン分解装置を用いて無害化して放出しているので大丈夫です。

    今でこそプラントメーカーなどでは詳しく勉強されている方が多いのでこういった質問も少なくなりましたが、昔は「なんでオゾンで脱色できるのだろうか」とか、「なぜ処理水に色がついているのか」などのやりとりがされていました。難しく言うとわかってもらえないと思い、「着色物質がオゾンによって酸化されて脱色できます」と答えたことがありました。しかし、あまり分かってもらえないのが現状でした。

    そこで私も詳しく説明が出来ればと思い、色々と調べてみましたがここでつぶやくと長くなるので説明を省きます。
    もし気になる方は2008年頃発売された「オゾンと水処理」という出版された本を見て頂けるとオゾン水処理に詳しくなるかと思います。(私は「オゾンと水処理」の本を図書館で借りましたが。)

    結局何を言いたいのかと申しますと、現代において「色」を使ったビジネスや「色」における重要性を謳った資料はたくさん出されています。その中でも化学を使っての具体例としてオゾン脱色は有効であり、これからも色を消すという分野においてオゾンが使われていくのではないかと考えています。

  • オゾン発生器の高電圧につき注意を

     2012.08.29
  • オゾン発生装置・オゾン発生器のオゾン発生には、高電圧を印加します(ご存知と思いますが)。 先日、オゾン発生器の修理をしている時に、誤って高圧部を触ってしまい、指先にビリッと痛みが走りました。(なんと恐ろしい!!)

    8kv(8000V)が指に・・・・。

    幸い、指に穴が開くことはありませんでしたが背筋が凍ったのを覚えています。

    オゾン発生器で気を付けることは「オゾンの気体」にのみ注意し、危険性を感じるのではなくオゾン発生器の中の高圧部など、「電気」部分にも気をつけるようにすること、ということですね。

    オゾン分解器の注意点など他のつぶやきでもつぶやいていいますが、さらにオゾン分解器の注意点ははまたの機会にお伝えしたいと思います。

  • オゾンホール:夏季安全性について。

     2012.08.28
  • 残暑厳しく、暑くて湿度も高くてついついエアコンのリモコンを手に取り、無意識のうちに温度を下げてしまう、なんてことが私はあります。いくらエコエコと言っても熱中症にかかってしまえば元も子もありませんから。

    さて、今日もオゾンの研究は欠かさず行っている訳でして、今年のオゾン全量はどれくらいか、それに基づくUV指数はどれくらいかなど調べています。

    【近年、紫外線を浴びすぎると皮膚がんや白内障になりやすいことが明らかになっています。さらに「オゾン層破壊」オゾンホールが出来、地上に到達する紫外線が増加していることから、世界保健機関(WHO)ではUVインデックス(UV指数)を活用した紫外線対策の実施を推奨しています。 UVインデックスとは紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化したものです。国内では環境省から「紫外線環境保健マニュアル」が刊行され、この中でもUVインデックスに応じた紫外線対策の具体的な例が示されています。 気象庁では、日々の紫外線対策を効果的に行えるように、UVインデックスを用いた「紫外線情報」を提供しています。 】(※気象庁ホームページ内抜粋。)

    と気象庁のホームページから分かるようにオゾンホールが広がり、夏期においては決して安全とは言えない状況です。ただ悪いことばかりでなく、以前よりも環境に対する考え方が変わってきていることから、オゾン全量が増えてはいないにせよ、減少はしていないということです。環境に対する考え方は私たち企業側にも定着しつつあり、環境にやさしい製品開発や関連する努力がされてきています。私もこの環境にやさしいオゾン発生器やオゾン分解器を扱っていることで環境に対する意識は高まります。(オゾン発生器により殺菌・脱臭・洗浄・無害化を行った後にオゾン分解器で残ったオゾンを安全且つ確実に分解し、自然にダメージを与えない。)

    オゾンに関する知識を常に蓄積していくことでオゾン発生器やオゾン分解器の研究に役立ち、結果として自然を壊さず貢献できると思っています。

    しかし暑い日はリモコンを…となると、私もまだまだ個人レベルで意識は低いのかもしれませんね。

  • 水道水をオゾン処理

     2012.08.24
  • いやいや東京近郊の水道水は不味いですね。みなさんのお住まいの水道水はどうでしょうか。
    私が住んでいる世田谷区ではやはり浄水器をつけないと飲めるレベルではないと感じています。

    ヨーロッパの方は水道水をオゾン処理して殺菌・脱臭・有機物の分解を行っています。

    しかし日本でも徐々に水道水をオゾン処理して各家庭へオゾン処理した水が供給されてきているようです。(※詳しくは東京都水道局のトピックの「第13回オゾンによる水処理」を閲覧してください。)

    上水道もそうですが、下水道でもオゾンの利用はされつつあり、世間的に現在ではオゾン処理は上水道以外の一般の分野に広がっているようです。しかし実際にはそれほど幅広く認知されているわけではないようですね。
    私も初めてオゾンを知ったのはオゾン層であり、テレビを媒介に得たものですが、実際に興味があって自分から調べたのはオゾンを使った洗濯機でした。

    オゾン発生装置・発生器でオゾン処理を進め、殺菌・脱臭・漂白・洗浄などの用途で使い、無駄に出てしまった分のオゾンをオゾン分解装置・分解器で処理して安全な酸素を外気に出すというような行程が環境に一番良く、理想の形。これからも会社内外を通してオゾンを安全且つ有効に使い、オゾンの普及に頑張ります。

  • 以外と身近なオゾン。(久しぶりの休日も…。)

     2012.08.20
  • しばらく仕事漬けでオゾン発生装置・オゾン分解装置を作ることに取り組んでいましたが、ここ最近の長期休みを利用して久しぶりに家族で東京近郊の水族館に行きました。

    水槽内を見ていて思い出したのですが、そういえば水族館の水処理においてオゾン水を使ったオゾン洗浄やオゾン殺菌を活用しているなどと聞いたことがありました。

    魚の数もさることながら、とんでもない水の量を洗浄するためにどれだけの薬品を投入しているのだろうかと昔は疑問に思っていました。今日ではオゾン発生装置でオゾン洗浄をすることが主流なのかもしれませんね。

    今現在「オゾン」と聞くとオゾン層くらいしか一般の方々は耳にしない単語ですが、今でこそ色々なところで「オゾン」は使われていて、歯科関係の治療後、口腔内殺菌から飲食店のおしぼり洗浄まであります。上記のように使用、用途に応じてヨーロッパでは「オゾン」が認知されていると聞いています。
    また、食品のオゾン水によるオゾン殺菌や、クリーニング店において衣服のオゾン脱臭・オゾン漂白など、実はかなり身近にオゾンは使われています。

    オゾンをきちんと知り、活用していけば様々な用途に使えます。特に殺菌・洗浄・脱臭・漂白など幅広く、塩素と違い残留毒性が無く廃棄の心配がないので、クリーンなこの「オゾン」はこれからの様々な用途で使われていくことでしょう。
    しかし家族で出かけても結局は頭の中ではオゾンでいっぱいの私でした。今日もオゾン発生器とオゾン分解器を作り続けています。

  • オゾン臭い!消臭(オゾン分解)せねば

     2012.08.16
  • お盆休みも終わり、これから皆様も残暑厳しい中仕事に精を出すのだと思います。そして私もその中の一人であり、今日もオゾン発生器・分解器をいじっています。しかしオゾンの臭いはいつ嗅いでもよい臭いではありませんね。

    ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、半導体製造には欠かせないのがオゾンです。

    オゾンに関わる仕事のため、オゾンの臭いには敏感になります。同業の方は分かると思いますが…。

    オフィスの中には、オゾンを発生させてしまうものがあります。レーザープリンターがそれです。

    紙の上に印字する際に帯電ワイヤー等に電圧をかけ、トナーを引き寄せます。その時に微量ながらオゾンが発生します。そのオゾンを分解(吸着)するために活性炭フィルター等が設置されています。

    しかしながら、活性炭フィルターも寿命が来ると分解(吸着)できず、プリンターの周囲がオゾン臭くなるわけです。

    ですからオフィスなどで、自分のデスク周辺にプリンターが設置してあった時に臭い(オゾン)を感じたらご注意を!!

  • オゾン発生器でオゾンホールを塞ぐ

     2012.08.10
  • 先日友人からこんなことを聞かれました。

    「会社でオゾン発生器を作っているならそれを使ってオゾン層のオゾンホール(穴)を埋めたらいいのではないか?」

    オゾン関連の仕事をしていると良く聞かれます。「オゾン発生器でオゾンホールを塞いでくれ」と。

    何度も同じように説明していますがオゾンホールをオゾン発生器で塞ぐことは不可能です。というのも、オゾン発生器で発生させるオゾンの量はごく少量です。それにオゾンはとても不安定な物質で、作られてもすぐに酸素に変化してしまいます。大型のオゾン発生器を作って成層圏に設置すればいいじゃないかと言われますが、設置すること自体、現代の技術では不可能といえるでしょう。

    しかし、オゾン発生器で出来るかどうかはわかりませんが、これから先何十年・何百年と科学が進歩していけばオゾン層を人間の力で塞ぐことは不可能ではなくなるかもしれませんね。

    今は私たちに出来ることはエアコンや冷凍機の冷媒、整髪剤などのスプレーなどのフロンガスを減らし、成層圏を飛ぶ超音速航空機やスペースシャトルの排気、核実験等を無くしていくことでオゾン層の破壊を低減していくことぐらいですね。

  • オゾンによる放射性セシウムの除染実験

     2012.08.08
  • 某放射線測定関連メーカーの協力のもと、放射性セシウムの除染実験を福島で行ないました。オゾンがどこまで放射性セシウムに効果が有るかを検証したものです。

    オゾン発生器、オゾン分解器等を設置し放射性セシウムに汚染された土壌をオゾン処理しました。

    結果については、機会があれば報告するとして、放射性セシウムを含んだ資料は取り扱いが難しいですね。

  • オゾン分解熱

     2012.08.04
  • 梅雨が明け、連日30℃を超える日が続き、夏バテしていませんか?

    私は今からオゾン分解器の検査を実施します。オゾン発生器、冷却水循環装置を稼動させますがかなり熱が発生しています。それに加えてオゾンの分解熱も発生し、検査を実施している部屋はエアコンの冷却が追いつきません。扇風機まで使っても汗だくです。

    ちなみに、オゾンの分解熱は、2.93kJ/g-O3 です。

    やっと「オゾン発生・分解装置.com」をオープン。一回目なのでこんなことからボチボチつぶやいていきたいと思います。

  • ホームページリニューアルしました。

     2012.07.31
  • ワコーシステムコントロールのホームページへようこそ!
    ホームページをリニューアルOPENしました!
    こちらのページは弊社、技術者のつぶやきを投稿していきます!
    オゾンに関するつぶやきから、業務に関する事などなど、
    色々、投稿していくつもりです。
    お時間あるときにでも、のぞきに来ていただければ、うれしいです!!

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